使わない時にオーブンレンジのコンセントを抜いておくと節電になる?

オーブンレンジなどの家電製品は、使わない時にはコンセントを抜いておくとよいといわれます。

それをそのままにしていると、その分だけ待機電力がかかりますから、確かに抜いておくのは効果的に思えます。

抜いてしまえばまず待機電力がかかることはなくなりますから。

でも、それはオーブンレンジでもそうなのでしょうか?

ここではそれを見ていきます。

オーブンレンジの待機電力はかなり少ない

オーブンレンジというのは、そこまで待機電力のある家電ではありません。

これがたとえばパソコンなどであれば、待機している間に充電をしていたりするので、待機電力はかなりものになります。

しかしオーブンレンジは別に待機している間に充電しているわけではありません。

そして起動のための準備も特には必要ありません。

だから、オーブンレンジの待機電力はかなり少ないのです。

コンセントを抜く効果も少ない

待機電力が少ないということは当然ながら、コンセントを抜く効果もかなり少ないということになります。

実際、待機電力というのは、それが多くかかるものであっても、1日5円以下くらいになります。

ということは、30日で150円程度。

もちろんそれが何個もあるのであれば、かなりの節電にはなります。

でも、それが何個もあることはまずないでしょう。

特に待機電力が大きいのはガス給湯器や固定電話になりますから。

それらはそうそう何個もあるものではありません。

だから、待機電力でがっつり節電をしようというのは、なかなか難しいことでもあるのです。

確かに意味がないわけではありません。

月に200円程度電気代を節約することができたら、年間では2000円以上違います。

2000円違えば、常備薬を一つくらい増やせるようになります。

外食には厳しいかもしれませんが、ご飯が面倒な時にコンビニで家族分のご飯を買うことができるくらいの金額ではあります。

なので、やらないよりはした方が良いことが多いです。

でも、オーブンレンジくらい効果が少ないのであれば、やらない方が良いこともあります。

オーブンレンジの待機電力は、1円以下どころか、0.1円以下であることも多いですから。

オーブンレンジは抜き差しが面倒なことも多い

オーブンレンジのコンセントは、やや高いところにささないとならなかったり、変なところに差すことが多いです。

変なところに差さないとならないとなると、その分だけ抜き差しは面倒になります。

ほぼほぼ効果がないのにも関わらず、そうして面倒な作業をしないとならないとなると、すごくストレスになる方もいるものです。

それを何とも思わない、ごくごく当たり前のことだと思えるのであれば、別にそれをしても良いかもしれません。

でも、大体の人は、それだけ面倒なことをするならば、月に100円くらいは安くなってほしいと思うものです。

でも、0.1円以下の待機電力ともなると、それで月に節約できるのは3円以下くらいになります。

ということは年間で30円前後くらいしか節約できないのです。

対して年間で何回くらいコンセントを抜き差しするでしょうか?

それも、比較的に面倒なところに。

それはどう考えても100回以上にはなります。

一日1回オーブレンジを使用すると考えただけでも、365回。

しかも「抜き差し」なので、実動作としてはこの倍になります。

700回以上抜いたり差したりしないとならないのに、30円以下くらいしか変わらない。

それならば別にしなくてもよい、むしろしないほうがよいとなるのです。

簡単にできても次第に面倒になる

人によっては、オーブンレンジを置くラックにコンセントを差すところがあり、そこにコンセントを差すことも可能です。

そこにコンセントを差すことができるということは、抜き差しもそこまで面倒ではないように思えます。

でも、実際にはそうして簡単に抜き差しできるのであっても、面倒になることは多いです。

コンセントは、すっと差さってくれないこともあります。

700回くらいやっていれば、何度も何度もそういうシーンが訪れます。

そのたびにすごくイライラするのです。

それなのに、全然それが成果にはならない。

なので、次第にそれが面倒になっていきます。

やはり効果があまりないものは、何度もコンセントを抜き差しするものではないのです。

何度も抜き差しすることにはリスクもある

オーブンレンジのコンセントを何度も抜き差しすること、つまり待機中にコンセントを抜くことがおすすめできない理由は、成果が出ないのに対して面倒すぎるからということだけではありません。

オーブンレンジのコンセントを何度も抜き差ししていると、そのせいでいらないリスクを負ってしまうことも出てくるのです。

たとえば、オーブンレンジを使いたいと思うときはだいたい調理中になります。

そして調理中であれば、手は濡れていることが多いです。

手が濡れている状態でコンセントを電源に差そうとするのですから、場合によっては感電してしまうことも出てきます。

調理中にはあわただしくしていることが多いですから、手が濡れていることを忘れてコンセントを差そうとしてしまうこともあるのです。

それは間違いなくリスクです。

プラグが壊れるリスクも

また、そういう人体的なリスクだけではなく、コンセントプラグのほうのリスクもあります。

何度も何度も抜き差ししていたら、何かの拍子でちょっと壊れてしまうことも出てくるものです。

たとえば、見ないでさそうとしていて、ぐりぐりしすぎて折れてしまうとか、曲がってしまうとか。

そうなったら、次から抜き差しはスムーズにできなくなりますし、最悪の場合きちんとつかなくなってしまう可能性も出てきます。

年間で3円以下くらいの金額の節約のために、そんなリスクを負うのはどう考えてもばかげています。

だから、やはりオーブンレンジでは待機中にコンセントを抜かないようにした方が良いです。

よほど使わないならば話は別だが

ただ、本当に全然使わないのであれば話は別です。

たとえばもう2年くらい使っていないとか、それくらいに使わないのであれば、待機電力もカットしていたほうが良いです。

そもそも使わないのであれば、頻繁に抜き差しをすることはありませんから、別にストレスをかんじることもリスクを負うこともありません。

あまり節約的には意味はありませんが、コンセントを空けるという意味でも、抜いておくことをおすすめします。

使わないなら売った方が良い

ただ、本当にそれくらい使わないのであれば、それはもはや売った方が良いです。

売ってしまえば、待機電力がかかることも完全になくなります。

そしてコンセントが空くどころか、キッチンのスペースそのものが空いていきます。

使わないオーブンレンジを置いていても、ただただ邪魔なだけです。

それだけ使わないキッチン家電は、今後もそれがなくて困るということはまずありません。

だから、もしかしたら使うかもしれないからと言っておいておくのはおすすめできません。

すぐにでも処分するのがおすすめです。

節約どころかお金がもらえるようになりますから。

まとめ

オーブンレンジの待機電力は、ほぼほぼありません。

だから、あまりコンセントを抜き差しするのはおすすめできないというのがここでの結論になります。

確かにそれをした方が良い家電があることも間違いありません。

しかしそれをすることがメリットにならない家電もあるのです。

オーブンレンジはそんなうちの一つだということを覚えておいてください。